月に1度の「生理痛」
辛い思いをしている人がたくさんいると思います。
生理痛がひどい人は、ほとんど仕事にならない人もいます。
「生理休暇」もあるのですが、とっている人は知りません。
男性の知識不足によるものも強いと思いますが、
「生理の辛さが共有できない」
「生理になっている人しか辛さがわからない」
というところにその根があるのじゃないでしょうか?
生理痛はなぜ生じるのか
生理痛の主な原因は、
「プロスタグランジンの過剰分泌」のためと言われています。
そもそも、「生理」とは、
「古くなった子宮膜を捨てる作業」です。
その排出する作業のために「プロスタグランジン」が必要というわけです。



プロスタグランジンは痛みを促す
プロスタグランジンは「筋肉を収縮させる役割」があります。
プロスタグランジンにより、子宮の筋肉が収縮し、古い子宮膜を捨ててくれます。
筋肉が強く収縮し過ぎてしまうと、それだけで「痛み」の原因となります。
筋肉が張って、凝っている状態にもなってしまいますしね。
「足が攣る」というのも、筋肉が過剰に収縮している状態です。
また、プロスタグランジンには痛みを促通させてしまう役割もあるので、
生理痛の酷い人は「頭痛」なども生じてしまうというわけです。
プロスタグランジンを減らせば、生理痛は楽になる
すごい単純な話です。
生理は古い子宮を排出する作業
それを手助けするのがプロスタグランジン
たくさんプロスタグランジンが必要であるということは、子宮膜が出づらい状態となっているということです。
子宮膜を排出するのが楽にできれば、
プロスタグランジンは最低限ですみます!!
子宮膜の排出を邪魔しているのは?
子宮膜を出すためには子宮が収縮する必要があるということ
子宮の過剰な収縮力が必要ということは、
・筋肉自体の機能が落ちている
・何かが邪魔している
のどちらかです
1:筋肉の機能が低下している場合



考えられるのが、「冷え」や「血行不良」による筋機能の低下
硬くなりすぎたための、周囲組織の高密度化(硬結)によっても筋機能の低下は生じます。
その場合は、
「温める」
これは生理痛が酷い人などはやっている人が多いと思います。
2:邪魔しているものがある
子宮のすぐ上には「腸」があります。
腸が子宮を圧迫してしまうと、子宮膜の排出を阻害してしまいます。
そうすると、筋肉の過剰な収縮が必要となります。
つまり
「便秘」は「生理痛」の原因になるわけです。
「便秘」にいては他にも書いてありますので参考にしてください。
ひどい生理痛がある方で、便秘気味だという方は、
まずは腸の疲労を取ってあげることが重要です。
腹部の軽いマッサージも有効です。
現代人は、どうしても「過食」になりやすく、
「糖質過多(炭水化物過多)」となりやすいので、
食事を腹八分目にするだけで便秘が解消し、
生理痛も解消する人が結構いますよ
まとめ
生理痛の原因と対処法について記事にしました。
生理のメカニズムから考えると、
スムーズに子宮膜の排出が行えれれば、「生理痛」は軽く済みます。
そのため、子宮膜の排出を阻害する要因である
・血行不良、冷え
・便秘
を治すことで、生理痛が楽になりますので、試して見てください。