いよいよ、歩き出します。
だいたい月齢で12ヶ月、1歳前後と言われています。
初めてのこの瞬間は感動的!
ついこの間、三女の「一人歩き」を見れました!!
「主夫」ならではの体験です
一人歩きの段階
「一人歩き」にも段階があります。
何歩歩けたか? 何m歩けたか?
ではなくて、
どのくらい上手に、効率的に歩けているか?です
「歩き」にもいろいろあります
- 膝をピンと張って歩いてしまう
- ロボットみたいに数歩のみ歩ける
- 歩けるはずなのに歩こうとしない
- 膝が伸び切らず、曲がったまま歩いている
環境や正確によって、いろいろな特徴が出てきます。
「歩き方」は今後の動作の「ベースとなる」動きなので、「変な癖」は出来るだけつけたくありません。



歩けるけど…膝をピンと張って歩いてしまう
「反張膝」と呼ばれるやつですね。
大きくなってくると、女性に多い姿勢ですね。
膝の筋力を使わず、構造的な組織に寄りかかっての姿勢・動作になります。
なので、特に
「文化系」の女性に多く見られます。
筋力をあまり使わないですむので、「組織」に負担がかかります。
結果的に、膝を痛めやすくなってしまいます。
できるなら、身体に痛みが生じるような癖はつけたくありません。
このような場合、
「立った姿勢から座る動作」が苦手な子が多く見られます。
膝を伸ばしきってしまう原因として
「膝を伸ばす筋力が弱いので、突っ張ってしまう」ためです。
「立つ動作」は手を使ったり、勢いでやってしまう事が多いので、
「座る動作」を練習する事で、膝を伸ばす筋力をコントロールすることが学習できます。
歩けるけど…ロボットみたいに数歩だけ歩ける
「協調的な動き」が見られていない状態です。
膝と股関節とのバランスが取れていない状態。
歩き出した「初期」に見られる事が多いですが、普通はどんどん上手になっていきます。
それが、続くようなら心配です。
「歩くこと」は股関節を前後に動かしての運動なので、
「ハイハイ」
の練習が適切です。
「ハイハイ」での股関節運動をしっかり覚えられば、左右の脚をタイミングよく動かす事が出来るようになります。
歩けるはずなのに…歩こうとしない
「歩く能力」はあるのに、歩かない子です。
子どもが「歩く必要性」を感じていない事が多く見られます。
- 同じくらいの月齢の子が多くいる公園へ連れ出す
- 立つとちょうどよくおもちゃで遊べる環境を作る
などを行い、子どもの
「歩くことへの動機付け」
「立った状態での探索活動への興味」
を促していけるようにしましょう。
歩けるけど…膝を曲げたまま歩く
「膝が伸び切らない」可能性があります。
可動域(動く範囲)に制限があるタイプです。
「チェック」
寝かせて、「膝がしっかり伸びるかどうか?」を確認してください。
もし伸びなければ、グイグイ伸ばすのではなく、
「つかまり立ちがしやすい環境作り」
*膝を伸ばす経験がしやすい環境
を作るようにしてください。
「スクワット」が健康に良いと言われています。
「立ったり・座ったり」は下肢全体を伸ばす、押し出す筋肉を刺激してくれるので、徐々に伸びるようになってきます。
まとめ
「歩き」は今後の生活の中でたくさんの時間をしめる重要な動作。
そして、それが「走り」や「ジャンプ」に繋がってきます。
ここでつまづいてしまうと、その先の動きに問題が生じてくることが多く見られます。
適切な動作でしっかりと重力に対して身体を作っていけるようにしたいですね。