よく「ストレス太り」って聞きますよね。
ストレスが我慢できずに
- 食べ過ぎる
- 甘いのもをたくさん食べる
というのはよく聞きます。
そして、
体重が増える…
定番コースですが、
それは身体がそうコントロールしているからなんです。
イライラなどのストレスがかかるとどうなるか



ストレスが人間にかかってくると、
「コルチゾール」
と呼ばれるホルモンが産生されます。
コルチゾールは「闘争・逃走反応」を引き起こすホルモンとして有名で、
交感神経が優位になる働きがあります。
ストレスホルモン「コルチゾールの働き」とは
「闘争・逃走」反応、つまり戦うか逃げるかを身体に準備させるホルモンなので、
活動的になります。
ちょっと興奮したような状態ですね。
消化・吸収機能は一時停止し、
- グルコースの利用が促進され
- 筋肉にエネルギーが供給され
- タンパク質が分解されグルコースに変わる
そのため、
「むしろ痩せそう」
と思いますが、これが長期化することで悪い方向へ転がって行きます。
ストレスホルモン「コルチゾール」が慢性的に出続けるとどうなるのか
コルチゾールは「闘争・逃走反応」のため、グルコースを使いやすい状態にします。
これが、本当にライオンに襲われるような「闘争・逃走反応」なら良いのですが、現代のストレスは違いますよね?
そんな簡単に解決する問題ではありません。
- 仕事
- 家庭
- 人間関係
- お金
など、長期的な問題がほとんどです。
長期的にコルチゾールが放出されている状態になってしまいます。
そうすると、
血中のグルコースの値(血糖値)が高い状態が続いてしまいます。
そうなると・・・血糖値は下げなくてはいけないので、
インスリンの登場です
インスリンは肥満ホルモン
これはもう有名なお話
インスリンは血糖値を下げるために、
血中グルコースを蓄えます。
まずは、肝臓と筋肉
貯める場所がなければ、脂肪に…
詳しくは、こちらをご覧ください
まとめ
- 血糖値のコントロールはダイエットに最も重要
- 血糖値の自動的なコントロールはホルモンがしている
- ストレスホルモンは血糖値を上昇させる
- ストレスが長期化すると、肥満ホルモンであるインスリン濃度が上昇する
- インスリン濃度が高いと、摂った栄養が脂肪として蓄えられやすくなる
血糖値をコントロールすることを以前お話ししてきましたが、
そのためには、ストレスを減らすことも重要ですね。
ストレスを減らすには、セロトニンの力を借りましょう
セロトニンの力を借りたい方はこちらをご覧ください
幸せホルモン「セロトニン」を増やす方法