体重コントロール

ダイエットのために、食事をカロリー計算して減らすとどうなるか?

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ダイエットに有効な手段として考えられる

食事制限

食事制限をすることで、どんな反応が身体に起こるのか?
ということを理解した上で、食事制限をすることが重要です。

3分程度で読めるので、
「ダイエットのために食事制限をしていこう!」
と考えている方は、読むことをオススメします。

ミネソタ飢餓実験から、ダイエットを考察する

ミネソタ飢餓実験をご存知ですか?

ミネソタ飢餓実験(ミネソタきがじっけん)は、1944年11月19日から1945年12月20日まで、ミネソタ大学で行われた臨床研究である。ミネソタ半飢餓実験ミネソタ飢餓回復実験および飢餓研究という呼び名でも知られる。調査は、重度および長期の食事制限の生理学的および心理学的影響と、食事リハビリ戦略の有効性を決定するように設計された。

wikipediaより

これが戦時中にできてしまうところが、アメリカの凄さですが…

ミネソタ飢餓実験の研究目的

  1. 厳しい飢餓の実験室シミュレーションに基づいて、人間の飢餓の問題に関する文献を作成すること。
  2. 科学的成果を、第二次世界大戦におけるヨーロッパとアジアの飢餓犠牲者に対する連合国の救援指針作成に用いること。

となっています。

ミネソタ飢餓実験の方法

対照期間 (12週間): これは、被験者が毎日約3,200キロカロリーの食事に管理された標準化期間であった。「理想」体重に近い被験者の食事はカロリーバランスを維持するように調節され、一方、低体重者および過体重者の食事は、理想体重に近づくように調整された。平均して、グループは「理想的な」体重よりわずかに下回った[2]:74。 さらに、生理学的衛生研究所の臨床スタッフは、正常な状態での各参加者の身体的および精神的な特徴を明らかにするためにデザインされた、一連の人体計測、生理学的および心理学的試験を日常的に実施した。


半飢餓期間 (24週間): 6か月の半飢餓期間中、各被験者の食物摂取量は1日あたり約1,560キロカロリーに減らされた。彼らの食事は、戦後後期のヨーロッパの人々の食生活の典型と予想されていた食品、すなわちジャガイモルタバガカブパンマカロニで構成されていた。


制限されたリハビリ期間 (12週間): 参加者は8人の男性からなる4つのグループに分けられた。各グループは4つの異なるカロリーエネルギーレベルのうちの1つの厳密に制御されたリハビリテーション食を与えられた。各エネルギーレベル群において、参加者はさらに、異なるタンパク質とビタミンの補給レジームを与えられるサブグループに細分された。このようにして、臨床スタッフは、半飢餓期に誘発された飢餓状態から被験者を再栄養化するための様々なエネルギーとタンパク質とビタミンの戦略を検査した。


制限されていないリハビリ期間 (8週間): 最終的なリハビリ期間では、カロリー摂取量および食物内容は制限されていないが、注意深く記録および監視された。

wikipediaより

*戦時下の状況のことを考えているので、主な栄養が根野菜と炭水化物がメインとなっています。(じゃがいも・ルタバカ・カブ・パン・マカロニ)
そういった意味では、未だ常識とされている
「摂取カロリーを減らすには、脂質を減らして、炭水化物を増やす。」
というダイエット方法に近いかもしれません

ミネソタ飢餓実験の結果は?

  • ほとんどの被験者は重度の精神的苦痛およびうつ病の期間を経験した
  • 飢餓期とリハビリ期の両方で、食べ物への没頭を示した
  • 性的関心が大幅に低下し、参加者はひきこもりと孤立の兆候を示した
  • 自傷を含む実験中の心理学的影響に対する極端な反応があった
  • 集中力、理解力、判断能力の減少を報告した

恐ろしい結果です。
ただ、今回はダイエットについてですね。
摂取カロリーが半分程度になった結果、体重はどうなったのでしょうか?

予想(摂取カロリーと消費カロリーから計算)は-35.3キロ減
結果:-16.8キロ減

摂取カロリーの計算通りに体重は減っていません。
なぜでしょうか?

ミネソタ飢餓実験から見る、カロリー管理のダイエット法の弱点

ミネソタ飢餓実験中、被験者には

  • 基礎代謝の低下
  • 体温の低下
  • 呼吸および心拍数の低下

が見られており、
ひどい人だと、安静時代謝量が40%も低下していたとのことです。

つまり、

摂取カロリーを制限した結果、
省エネモードとなり、消費カロリーも制限された

ということになります。

摂取カロリーを減らすということは、消費カロリーを減らさないとダメです。

家計でも、
給料が減ったら、食事を質素にしたり、家賃の安い家へ引っ越したり…

なんとかやりくりしようとしますよね?
身体でも同じことがおきます。

摂取できる栄養が少なければ、
省エネモードに入り、消費エネルギーを減らします。

そのため、計算通りに体重が減らないようになります。

実はこれ…

リバウンドの原因へと繋がっていきます。

食事制限をした結果、痩せたと思ったら…

食事制限をすると、ある程度体重は減ります。
しかし、
同時に「消費カロリー」も減っています。

そこで、

「痩せた!!もう我慢しなくていいんだ!!」

と食事を戻すと、

省エネモードの身体に大量のカロリーが戻ってくるので…
消費<<<<<摂取カロリーとなり、
さらに、カロリーを溜め込む身体となっているので

「リバウンド!!」

が生じてしまいます。

せっかくの努力を無駄にしないためにも、
知識を身につけ、無理しないダイエットが重要ということですね。

ダイエット後のリバウンドの仕組みを詳しく知りたい方はこちら

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