パフォーマンス発掘

オスグットのリハビリにはストレッチよりも筋膜マッサージを行う理由

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スポーツをしている子供が
「膝が痛い」
というのを聞いた事がありませんか?

以前は「成長痛」で済まされていました。
今は原因がわかっており、

「成長軟骨」が引っ張られるために生じる痛み

という事がわかっています。

オスグット病の説明

日本整形外科学会によると、

大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の力は、膝蓋骨を経由して膝を伸展させる力として働きます。膝を伸ばす力の繰り返しにより、大腿四頭筋が膝蓋腱付着部を介して脛骨結節を牽引するために、脛骨結節の成長線に過剰な負荷がかかり成長軟骨部が剥離することで生じます。

この時期は急激に骨が軟骨から成長する時期です。

日本整形外科学会HPより

と説明されています。

日本整形外科学会HPより

上の図からも

大腿四頭筋が膝蓋腱を引っ張り、軟骨が剥がれる

という事がわかると思います。

オスグット病の治療にはストレッチが有効というのは本当か?

そこで、日本整形外科学会ではストレッチを指導しています。
整形外科クリニックへ行っても、ストレッチを指導される事がほとんどではないでしょうか?

オスグット病の治療 日本整形外科学会HPより

オスグットの原因 = 筋肉が硬く、引っ張られるから
ストレッチの目的 = 筋肉を柔らかくする

なので、一見すると理にかなっています。

ここでもう一度オスグットの画像をお見せします

日本整形外科学会HPより

ですので、単純にストレッチをするだけでは、「痛みが出ている場所」への負担は強くなってしまいます。

オスグットを治すには、筋膜から

単純にマッサージでもストレッチよりは効果があります。

が、筋膜から攻めるとさらに効果的です。

オスグットになってしまう原因は、

  1. 成長(骨の成長の方が筋肉の成長よりも早い)
  2. スポーツによる筋肉の硬さ増加
  3. 痛みによる筋肉の硬さ増加

の悪循環です。
ストレッチで、「筋肉全体」の硬さを取ろうと思っても、
すでにカチカチなので、

痛いだけ…さらに傷めてしまうだけ…

で終わってしまう事がしばしばあります。

骨の成長で引っ張られた筋肉をさらにストレッチで引っ張っても…

そこで筋膜調整・マッサージです。

オスグットに対する筋膜調整の方法

単純に、
「からだの前の筋肉が硬くなってしまっている」
と捉えましょう。

重要なのは

  • 身体の前の筋肉が硬くなってしまっている
  • 特に膝周りの前の筋肉は硬く、引き伸ばされている状態

1:身体の前の筋肉が硬くなってしまっているのに対しての筋膜調整

オスグットの場合ですと、お腹周り〜足までマッサージしましょう。
特にお腹周りと股関節周りの「前側」をよくマッサージしてください。

股関節-膝の前までは直接的にも筋肉が繋がっているので、そこが解消すると楽になりますよ。

2:膝周りの筋肉を戻す

膝周りの筋肉は、股関節に向かって引き伸ばされている状態です。
「1」で前面全体の筋肉に余裕が生まれているので、
股関節→膝関節に向かって、さするようにマッサージを行いましょう。

引き伸ばされて薄くなった筋肉の厚み・余裕を戻すイメージです。

3:お尻の筋肉をトレーニングする

筋肉は全身でバランスを取っています。
特に関連が深いのは、前後・左右です。

前の筋肉が縮んでしまっているということは、
後ろの筋肉は伸びしまっているということ。

後ろもマッサージの後にトレーニングをして、筋肉の長さのアンバランスが生じないように調整しましょう。

まとめ

今回は、オスグットに対処する方法を説明しました。

  1. 身体前面のマッサージ
  2. 膝周りの引き伸ばし力の減少
  3. お尻周りのトレーニング

痛みがでた原因を考えて、対応方法・トレーニングを考えていきましょう。

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