まだまだ「炭水化物制限」の勢いは止まりません。
「炭水化物を減らした食事」については賛否色々あります。
では実際、炭水化物を減らした食事は危険なのでしょうか?
私の考えでは、「炭水化物制限はすべき!!」です。
痩せるため、もそうですが、日常生活の質を上げるためにも行うべきです。
炭水化物制限をすると、
・集中力がなくなる
・便秘になる
・疲れやすくなる
と言われることもありますが、そんなことはありません。
実際、自分自身の体験で行くと、
・アトピー性皮膚炎が落ち着いた
・仕事中に眠気が襲ってこなくなった
・精神状態が落ち着いている
・絶好調
と良いことしかありません。
なぜ、否定的な意見が出てくるかというと、
「大いなる力」が作用している
もしくは、
「やり方が間違っている」
ためです。
炭水化物を減らし、糖質を減らすこと自体は問題ありません。
思い出していただきたいのが、
炭水化物 = 糖質 + 食物繊維 ということです。
ですので、炭水化物を減らすことで、糖質が減るのは良いのですが、食物繊維が減ってしまってはダメです。
食物繊維が減ってしまうと、便秘の原因になってしまいます。
それが失敗の一例でしょう。
「食物繊維?」 じゃ、サラダを食べればいいんだ!
ここまではいいのですが、
ドレッシングにはたっぷり糖質が入っているので、ドレッシングをかけてしまうと糖質を取りすぎてしまう場合もあります。
また、炭水化物は主要なエネルギー源であるので、代替のエネルギーを確保しなくてはなりません。
炭水化物・タンパク質・脂質 が三大栄養素とされていますが、



という形での割合が推奨されています。
*個人的にはそれが正しいとは思えませんが・・・
それはともかく、一般的に、炭水化物を主要なエネルギーとしていることが問題です。
その主要なエネルギーをカットするわけですから、それはエネルギーが足りなくなってしまいますよね?
ではどうすればいいか?
単純に、脂質とタンパク質の量を増やせばいいのです。
昔は、
「卵は1日に1個まで」
と言われていたのが、撤回されたのはご存知でしょうか?
最近は「脂質」が見直され、取りすぎても問題ない。むしろ身体にいいと言われてきています。
MEC食といい、「meat:肉」「egg:卵」「cheese:チーズ」をしっかりたくさん食べましょうという食事法もあります。
細かくなるので詳しくは書きませんが、
「脂質」は「糖質」よりも優良なエネルギー源となります。もちろん「脳」のエネルギーもまかなえます。
それが今まで悪者扱いされていたのです・・・。
ですので、しっかり他のエネルギー源を摂取すれば、問題ありません。
*この時も、肉にかけるタレなどの味付けのための調味料には要注意です。
かなりの量の砂糖が使われています。
炭水化物制限とは、
「今までとっていた炭水化物を他の栄養素に置き換えましょう」という方法です。
それによって、取りすぎている「糖質」を減らしましょう
っていうことです!
つまり、食事制限ではないのです。
それを理解した上で、もう一度炭水化物制限にチャレンジしてみませんか?
素晴らしい世界が待っていますよ。