友人の歩きを見て、
あれ?なんか嫌なことあったのかな?
今日はずいぶん嬉しそうだな?
などわかりますよね?
その人の気分や性格が投影されやすいものの代表が「歩き方」です。
色々な歩き方の表現
歩き方は色々表現されます
- テキパキ歩く
- キビキビ歩く
- よちよち歩く
- フラフラ歩く
- ペタペタ歩く
- てくてく歩く
- トボトボ歩く
- ぷらぷら歩く
- スタスタ歩く
- ウキウキ歩く
- のっしのっし歩く
多分まだたくさんあるんでしょう。
それだけ歩き方に特徴があるということですよね。
意気消沈歩行と幸せ歩行の比較
- 意気消沈歩行
- 幸せ歩行
が、運動力学的にどう違うかという研究があります。
*Kirtley et al 1985 / Kirtley 2001
意気消沈歩行
歩行スピードの減少
歩幅の減少
歩行の回転数の減少
両脚で支える時間の増加
幸せ歩行
歩行スピードの増加
歩幅の増加
歩行の回転数の増加
両脚で支える時間の縮小
これらが意味するものは
幸せ歩行の方が、効率的な「歩行」ができているということです。
実際、
- 前方推進力
- 腕の振り
- 直立した体幹部
- 適切なロッカー機能(以下のリンクをご参照ください)
- 股関節の適切な動き
- 身体重心の適切な動き(左右への動揺が少なくなる)
これらを「考えて」行うってどうしても難しくなってしまいます。
幸せ歩行(やや早歩き)をするだけで、OKというのはとても楽ですよね。
ジョギングよりも早歩きのをオススメする理由
ジョギングは、
- 直接的なダイエットとしては微妙だけど、間接的には非常に有効
- ある程度のスピードがないと身体に負担がかかるだけ
なので、
早歩きをオススメしてきました。
今回の記事でわかりやすくなったと願いますが、
遅いペースのジョギングは、遅いペースの歩行と一緒で、
- 両脚での支持が長い
- 股関節を十分動かせない
- 足関節も十分動かせないので、ロッカー機能が使えない
- 体幹が直立に保ちづらい(衝撃が大きいため)
- 身体の左右への動揺が大きくなる
というデメリットばかり
せっかく、身体にいいことをしようと思っていても、
身体を壊してしまう危険性があります。
まずはウォーキング!
できるなら外でウォーキング!
行なっていきましょう。