最近は炭水化物ダイエットなど、炭水化物を抜く食事が推奨されることが多くなっています
炭水化物=主食ですよね。
日本ならお米・うどん
フランスならパン
イタリアならパスタ
そして、炭水化物は
食物繊維と糖質からできています。
小学校風にいうと
『体のエネルギーとなる食べ物」です
私たちの最も「身近な食べ物」と言っても過言はないんじゃないでしょうか?
さて、
そんな炭水化物は悪者なのでしょうか?
人類の繁栄 = 人口増加
という目で見ると、炭水化物が果たした役割は非常に大きいのです。
今でこそ、「飢餓」ということはあまりなくなりましたが、以前は「飢餓」というのは世界的な大問題でした。
*まだ飢餓が問題な地域もあります
「食糧難」
人類は、定住して穀物を安定した量を供給できるようにしていったのです。
そのため、狩猟をしないでも安定して、安価に大量に食料を手に入れられるようになりました。
学校で習いましたね
「弥生時代に稲作が栄えました」
ひょっとしたらそこまではよかったのかもしれません。
白米に代表されるように、精製する技術が進んだことで、
「保存期間の延長」
「さらに美味しく」
と目的が「栄養」ではなく
「保存期間」
「味」
となっていきました。
白米でいうと、
籾米ー籾殻 = 玄米
玄米ー糠ー胚芽 = 胚乳 (白米)
となります。
糖質の量は変わりませんが、その他の栄養素を玄米から剥がしていったのが白米となります。
そりゃ美味しいですよね? 糖質を包んでいた他のものを排除していった結果ですから・・・
http://www.sasanishiki.com/genmai.html
ここのサイトに玄米と白米の比較があります。
味と保存期間を優先した結果、味は美味しいけど、他の栄養素は減少してしまっているのがわかります。
同じことが小麦にも言えます。
テニスプレーヤーのジョコビッチが
「ジョコビッチの生まれ変わる食事」という大ベストセラーで糖質の危険性を訴えています。
グルテンフリーに食事を変えて、世界が変わったと・・・
大げさかもしれませんが、炭水化物を減らすことで同じことが体感できると思います。
おそらく、トウモロコシでも同じことが言えるでしょうね・・・
安定して安価で手に入れられる食料として、炭水化物は非常に重要だと思います。
しかし、「栄養のため」というとダメな食料となってしまっています。
まずは、
主食 = 炭水化物 というイメージの払拭から必要でしょう。
もともと、人間は「肉食動物」なのです。
そして、
「なんのために食事をするのか?」
ということをよく考えて食べるものを決めるべきですね