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Hi-volt(HV) ハイボルテージ 高電圧電流療法について

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物理療法
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前回の記事にも書きましたが、
HV (Hi-volt)はかなり使いやすいです。
単独で使ってもよし、
コンビネーションで使ってもよし。

今回は、HVについて少し詳しく記載していきます。

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ハイボルテージは、電気抵抗を最小限にする

「高電圧」なので、非常に電圧が高い。
「電圧」と「電流」、そして「抵抗」は覚えていますか?
小学校の時にすでに習いますが、おさらいしましょう。

電圧と電流、そして抵抗

電圧は「電気を流す能力」
電流は「流れた電気の量」
と考えてください。

乾電池に書いてある[1.5V]ボルトが電圧の強さです。
そして、スイッチをつけた時に流れているものが電流です。

流れる電流の量は、「電圧の強さ」に影響を受けます。

そして「抵抗」

「オームの法則」は覚えていますか?
電流=電圧 / 抵抗 I=V/R 
という公式です。

皮膚インピーダンス(皮膚抵抗)をなるべくかいくぐって、電気を流す
と前回お話ししました。
電気の量 I を大きく保つには、抵抗 R に対して、電圧 V が高ければいいわけです。
つまり、ハイボルテージでは、電圧量が高いので、
たくさんの電気を生体内に流し込めるということです。

ハイボルテージは深部まで刺激を加えるが、痛くない

このように、皮膚抵抗を最小限にできるので、目的とする深部まで、たくさんの電気量を流すことができます。

ここで心配なのが、

「痛いんじゃない?」

前回の記事にも載せましたが、

この図でいうPW(パルス幅)
をハイボルテージは「極小」に設定しています。
電気刺激を加えている時間がごくわずか!
そのため、刺激感は非常に柔らかいです。

パルス幅は極小ですが、
・皮膚抵抗を最小限にしている
・ピーク電流が多い
ので、平均の電流量は通常の電気刺激よりも多く設定することができています。
電気量が多いということは、

「生体反応を短時間で引き起こすことができる」

HVを臨床ではどう使う

臨床では、

・疼痛抑制

・血流循環増大

・浮腫の軽減

・コンビネーション

で利用することができます

疼痛抑制効果

内因性疼痛抑制機構、ゲートコントロール理論、末梢神経ブロック作用により疼痛が抑制されます。
TENS(低周波)と同様の効果になります。

血流循環増大効果

電気刺激により運動神経が刺激されるので、骨格筋の収縮が起こります。
間欠的な電気刺激は、筋の断続的な収縮を引き起こすことができるので、循環を促します。
*ハンドグリップで出力のon off切り替えをすれば、強縮を起こすことなく、間欠的に高強度の電流を流すことができます。

HVの手元操作

浮腫の軽減

HVは電気の流れる方向が決まっているので、浮腫を流すことができます。
温熱効果がないので、急性外傷後に流出した蛋白質を陰極方向へ流し、余分な体液を取り去ります。
これが、驚くほど効果的です。
「部活でやってしまって…」という子の腫れがかなり引きます。

他の刺激とのコンビネーション

個人的には、これがすごい!と思います。
すごい単純なんですが、
HVによって、皮膚抵抗を減らし、
そこに他の刺激を加えることで効果的に体内に刺激を流し込むことができます。

まとめ

HVについてのお話をしました。
やはり何と言っても、
「皮膚抵抗を減らして効果的に体内へ刺激を入れることができる」
「さらに、それは他の電気刺激と併用もできる!」
超音波のマイクロマッサージ効果や、マイクロカレントの組織修復効果をより効果的に体内に送り込むことができます。

今まで、「物理療法」というと
「効くのかな〜ぁ」というのがあったと思いますが、
HVを併用することで、より「効果的」に反応を出すことができるようになりました。
本当に「目で見て変化がわかる」効果なので、今後の物理療法の進化にさらに期待ができますね。

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