「報酬系」とは、
何か心地よい事が起きた時に活性化される
「快感」を感じさせる脳内システムのことです。
日本では馴染みがありませんが、
「痛み止め」
としてアメリカでは「報酬系」を賦活させるオピオイドと呼ばれる痛み止めがオーソドックスです。
*でしたですね…オピオイドクライシスで処方されづらくはなりました。
オピオイド危機とは?鎮痛剤の副作用と落とし穴
この「報酬系」の快楽は非常に大きな行動の動機になります。
「報酬系」と「逃避反応」は対になっていると考えられ、
痛み-逃避から作られる「運動恐怖」により、痛みの悪循環から逃れられない人にとっては、この「報酬系」をどううまく使うかが非常に重要です。
アメリカでオピオイドが人気だった理由も、
「報酬系」を賦活することで痛みが軽減したためです。
「報酬系」が働くときはどんなときか?
報酬系では「ドパミン」が活動する事が知られていますが、
どんな時に「報酬系」は働くのでしょうか?
一番シンプルなのは、
- 食欲
- 性欲
- 睡眠欲
です。
しかしそれだけではありません。
「自己顕示欲」「自己承認感」が満たされた時、
つまり、
「誰かに褒められた時」
「美しいものを見た時」
「成長を実感した時」
など、小路